【留学前の日本での英語の勉強】
私の場合は、英語が本当にできなかった。謙遜ではなく本当にできませんでした。
大学を卒業して、早8年。勉強家な人は、仕事の合間に少しずつできたのかもしれないけれど、私は、一つの物事に集中してしまうと、他のことがなかなか上手くできないタイプだったので、アナウンサー時代は仕事一筋。
英語の勉強はほとんどできていませんでした。
なので、スタートは大学受験生レベル。いや、もう受験の為に覚えた英語って忘れてしまっているから、高校生レベル、中学生レベルと言っても過言ではありません。
そのくせ、海外旅行が大好きで、話せないのに、一人で旅行に行ったりもしてました。身振り手振りでなんとか通じたけれど、今思うと、よく行っていたと思うし、沢山損をしたりしていたこともあったと思う。言葉が話せていたら、きっともっと多くの交流や発見があったんじゃないかな。
さて、本題ですが、私が留学前にやっていた英語の勉強はというと、まずは基本を思い出すこと。
留学出発の1ヶ月くらい前から中学校の時に使っていた英語の教科書を引っ張りだし、文法・英単語を簡単なものから少しずつ復習しました。(でも本当は1ヶ月前では遅すぎます。できることなら3ヶ月前くらいからはしっかりやった方が、現地での伸びが違いますね)
フィリピンに行く前に、やはり少しでも基礎ができていた方が良いと思ったし、フィリピンへ行ったら、スピーキングとリスニング、生の会話を重点的に勉強したいと思ったので。グラマーはできるところまでやっていこうと。ただ、結局、この勉強はもっともっとやっておけば良かったと、後々後悔することになるのですが…
日本にいる時は、積極的に留学エージェントに話を聞きにいって、どの程度までは最低限押さえておいた方が良いのか確認していたのですが、英単語はだいたい3000単語くらい覚えていくのが理想的だそう。
そこで、学生時代に使っていた英単語帳はもちろん、ちょっと出かけた時や、重い英単語帳を持ち歩けない時など用に、スマートフォンで簡単に学べる英語の勉強アプリもいくつか活用したりしました。
中でもオススメは「mikan」というアプリと「iknow!」というアプリ。
「mikan」はクイズのようなゲーム感覚で学べて、しかも覚えきれていない単語はアプリが自動的に繰り返し、質問に出してくれるので、定着が早かったです。
ただ、実際にフィリピンに行って、生の英会話に触れて感じることは、英語を話すとなると、重要なのは、単語だけではダメだということ。いくら単語を覚えていても、センテンスとしての使い方がわかっていないと上手く使いこなせず、もったいないんですね。
私が特に効果的だと思ったのは、文章を丸ごと覚える勉強法。ひたすら短いセンテンスを丸暗記していました。
これが遠回りのようで、結局は一番良い勉強だったのではないかなと思います。
そして、もうひとつ、フィリピンに行く前に試して良かったものが、オンライン英会話の「レアジョブ」。パソコンのテレビカメラを通して、フィリピン人講師と1対1で英会話のレッスンが受けられます。
このレッスンが、今まですっかり忘れていた英会話を思い出させてくれたし、フィリピン留学に行って、一日8時間勉強する前のウォーミングアップになりました。
同じフィリピン人の先生という点でも、親しみも持てましたし。
フィリピン留学に来ている他の留学生でも、レアジョブを受講していた人がとても多かったのが印象的でした。
(レアジョブ https://www.rarejob.com)
とにもかくにも、短期集中型のフィリピン留学、事前の準備はとても大切です。
ぜひ自分にあったやり方で、進めてみてください。