【フィリピンの珍味・バロット！】

皆さん、これ、なんだかわかりますか？？
普通の卵ではないんです。フィリピン随一の珍味。「Strange food（奇妙な食べ物）」と呼ばれる食べ物で、名前は「BALOT（バロット）」。

実はこれ、孵化する直前のアヒルの卵なんです。フィリピンではとてもメジャーで、道端の露店の他、なんとコンビニエンスストアでも売ってます（笑）
（フィリピンにはミニストップやセブン-イレブンがあります）

一個、約１３ペソ（３７円くらい）

フィリピンの人たちは、とにかくコレを外国人に食べさせたがる（笑）。反応が面白いんでしょうね。
語学学校でのランチタイム中、突然、先生が生徒たちの為に買ってきてくれました。他の先生たちも皆集まって来て（笑）

これはもう食べないわけにはいかない！！ということで、何人かで挑戦しました^^

・バロットとは　アヒルの産卵から10～20日間ほど経過したものを蒸すか、茹でるようです。アヒルの孵化日数は28日だと言われているそうなので、２０日目ともなるとかなりギリギリ？？
売られているバロットにも段階があり、これは１０日目、こちらは１５日目…という具合に分けられているみたい。かなり経過したものは、もちろんその分、雛へと成長しております…

・食べ方
①まずは卵の尖っている方の殻をちょっとだけ剥いて、中に塩かビネガーを振って、卵の中に溜まっているスープだけ飲みます。思い切ってグッと飲むのですが、これがなかなか美味しい。コクのあるスープでした。この時はまだ大丈夫。心穏やかです。

②次に少しずつ殻を剥いていきます。すると、成長途中の雛がお目見え…
この瞬間が一番、後悔する時です。私なんで、食べるって言っちゃったんだろう。
このサイトでは、中の画像をアップするのは控えておきます（笑）。私も直視したくないので。。。インターネットで「バロット」で検索するといろんなサイトで見ることができると思うので、詳しく知りたい方はそちらで（笑）

③殻を完全に剥くと、雛の内蔵や脳みそ、骨、羽がいっぺんに登場。視覚的にものすごく強烈で目眩がします。目をつぶって思い切ってかじると味は、イワシのような感じ。
ただ、食感がだめですね。やはりすでに見てしまっているから、あ、これ骨だ、ここってさっき見たあの…というふうに想像してしまって。とてもじゃないけれど落ち着いて味わえませんでした＞＜
我慢して一生懸命飲み込むしかなし。

微妙な表情…ただ、バロットはすごく栄養があるらしく、フィリピンでは滋養強壮の効果も期待されているそう。やはりそれぞれの国の文化って面白いですね。ちなみに、私、頑張って全部食べました^^

語学学校の生徒や先生が私がバロットに挑戦するところを激写。みんな面白がるんだから（笑）
ただ、フィリピンに来たからには、一度は試してみると良いかも？？
フィリピンの人たちとの距離もグッと縮まった気がします（笑）