【忘れる前にとにかく実践で使う】
(出典:http://co-media.s3.amazonaws.com/2015/02/5bdd913e6b5ed8636de0cea33cabf5cb.jpg)
私がどのように勉強していたかというと、最初はわからない単語やフレーズが多すぎたので、とにかく授業中の先生との会話で、意味が理解できなかったことはノートにメモしていました。
メモしてメモしてメモして。
それを授業後に調べて、覚えて、翌日先生との会話で必ず使って定着させる。
1週間後にもまた使って定着させる、というのを繰り返しました。
この、「復習をして、実践で使ってみる」、という方法はとても効果があったように思います。
人の記憶力というのは儚く、やはり使わなければ、忘れてしまうんですね。
皆さんは「エビングハウスの忘却曲線」というのを聞いたことがありますか??
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが、記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくかを実験し、調べてグラフにしたものです。
この忘却曲線によると、記憶は20分後には42%、1時間後には56%、1日後には74%、31日後には79%も忘れてしまうという結果が出たとのこと。
(出典:http://free-academy.jp/junior/index.php?エビングハウスの忘却曲線)
この忘却を防ぐ為には、やはり何より復習が大切であることはいうまでもなく、忘却曲線に合わせて、復習のタイミングを調整する勉強法などもあるそうです。
そんなわけで、私は、ひとまずどんなに時間が無くても、復習だけはしっかりやろうと決めていました。 そして、必ず翌日実践で使ってみる。
先生たちとの会話で使ったものは、驚くほどに記憶に定着するし、新しく覚えた言葉が、きちんと伝わる、という感動は癖になるものです。自分自身でも成果を感じやすいし、この喜びがまた、もっと努力しようという気持ちに繋がります。
せっかく留学に行って、生の英語に触れられるのだから、使わなければもったいないし、ただ復習して覚えるだけならば、日本でもできるはず。
それを実践で使って、体で叩き込むことこそ、留学に行く意味であり魅力なのではないかなと思います。