【フィリピンは7107の島で成る】
<そんなに沢山の島から出来ているの?>
フィリピンは、インドネシアに次ぐ世界第2位の群島国家なのです。その数、なんと7107!
1つの国にそんなに沢山の島があるというのは驚きですね。このうち名前がつけられている島は約4600。人が住んでいるのは1000ほどだそうです。
<グループ>
大きく分けると全体の95%はマレー系。民族グループ的には、100を超える多民族国家です。沢山の民族がいるからこそ、多文化が形成され、奥の深い国家が形成されたのですね。そして、それぞれの島で独自の言語があるということです。つまり、フィリピンの人たちは故郷の言葉、公用語のタガログ語、さらに学校で使う英語の3つの言語を話せる人が多いそうです。
<背景>
1521年にマゼラン一行が上陸してからの約350年に及ぶスペイン統治、その後、アメリカによる統治の影響が色濃く残っています。例えばフィリピンのイントラムロスという城塞都市は、かつてスペイン人だけが暮らす特別地区として作られた街で、周りは城壁に覆われています。そして石畳の道カレッサと呼ばれる馬車が走るのです。そのようすはスペインさながら。またスペイン料理も豊富で混血の人も多いそう。さらに、アメリカの影響で、フィリピン人はほとんどの人が英語を話せます。1つの国でありながら、いくつもの文化が混じっているのです。
<主な都市>
◉マニラ:様々な魅了がひしめく大都会
◉マニラ近郊:避暑地として人気のエリアが点在
◉パラワン:「最後の秘境」といわれるリゾート地
◉ルソン島北部:世界遺産の棚田とスペイン統治時代の街並み
◉ルソン島南部:地方独自の文化圏を形成
◉ビサヤ諸島:白砂と真っ青な海が広がる楽園の島々
◉ミンダナオ:昔ながらの素朴なフィリピンの魅力に出会える
<海外からの旅行者に人気の街>
☆いわずもがなフィリピンの首都マニラ。経済発展著しく、大きな銀行や商業施設、海外企業の拠点などもあり、世界各国のビジネスマンなどが集います。
☆皆大好きセブ島。リゾート地としても有名なセブ島。日本からの渡航者が最も訪れているフィリピンの島です。
☆美しい海と青い空・ボラカイ島。日本の観光客にも人気のボラカイ島。セブ島よりも更に透明度の高い海が広がります。島全体が観光で成り立っている、日本でいう沖縄のような島。
(参考:地球の歩き方 www.arukikata.co.jp)