【安全の為に気をつけること...

【安全の為に気をつけることは?】

thtcTrqHF6nYk-0-2

(写真引用)http://tabisuke.arukikata.co.jp/schedule/36420/

 

女性が海外留学をする上で、一番に気になるポイントの一つは住むところの治安なのではないでしょうか。
私も渡航前に調べました。インターネットには本当に沢山の情報があって、何が真実なのか、よくわからない。実際にフィリピンで生活してみて気がついた、最低限、気をつけた方が良いことをまとめておきます。

【華美な服装はできるだけ避けて】
女性は旅先でもオシャレをしたいものですが、場所によっては、あまり華美な格好は避けたほうが良いと思います。例えばマニラでいうと、多くの人が集まるチャイナタウンや、ディビソリアというショッピングスポットでは、できるだけカジュアルな格好で行くのがベター。ネックレスやピアスなど貴金属類はできるだけ身につけないほうが良さそうです。道端ですれ違いざまにネックレスを引きちぎられそうになった、という事案もあったようです。これはフィリピン人の人でさえ、実践していることで、私が「チャイナタウンへ行きたい」と話したら、「着るものはジーンズにTシャツ、バッグは、体の前に抱えられるような斜めがけかリュックサック、貴金属は何も身につけないで」とアドバイスを受けました。


【すりや置き引きなどには要注意】

日本では、たとえば飲食店で、場所取りをする為に、荷物をイスの上に置いてそのまま会計へ行ってしまったりしますが、外国では通用しません。あっという間に荷物が無くなってしまう可能性大です。海外では、人の手から離れたものは、公共のもの、くらいの認識でいた方が良いでしょう。

日本にも展開されている、とある有名カフェで勉強をしていた時のこと、売り子のおばさんが私の席に近づいてきて、お菓子やネックレスなどを売ろうとしてきました。また、小さな子どもが入ってきて、お金を求めてきました。日本ではこんなこと、体験したことが無かったので、とても驚きました。と同時に、例えばトイレに行くときも、大切な荷物はしっかり肌身離さず持っているべきだと感じました。
友人は、人混みの多い大通りを歩いていた時、昼間だったにもかかわらず、後ろに背負っていたリュックのチャックを開けられそうになったとも言っていました。

 

【強盗などに遭う可能性も】
深夜・早朝には路上強盗の危険性もあります。帰り道に突然、ナイフや銃を突きつけられ現金やカードを奪われたといった事例も無くはないそう。
また、近年、レストランやバーなどで親しげに話しかけてきた人に飲み物などを勧められたら、その中に睡眠薬が入っていて、寝ている間に金品を奪われた、という話もあるとのことなので、深夜・早朝の外出は控える、知らない人からは絶対に飲食物を受け取らない、ということを徹底してください。
また、油断させるために、カップルや家族連れ、老夫婦などを装い、安全そうに繕うこともあるそうなので注意が必要です。

 

【タクシーも要注意】
タクシーに乗ったらすぐに鍵をかけることを忘れないで。タクシーが信号などで止まった際、突然、外からドアを開けられて荷物を奪われたりした事例も報告されています。
また、道行くタクシーの窓を叩きながら、物を売る人たちもいるので、ドア・窓の施錠はしっかりと。
私も経験がありますが、買わなかったら、悪態をつかれ、少しだけ恐い思いをしました。

さらに、残念なことですが、タクシードライバーにも完全に気を許せないのが実情です。特に日本人はお金を持っていると思われているので、法外な値段を伝えられることもたびたび。タクシーに乗る際には、必ず、メーターを使うよう最初に伝えること、また、いくらで乗せてくれるかを確認しておきましょう。
また、女性は、やはり一人でタクシーに乗るのは恐いですよね。できるだけ乗らないことをオススメします。特に夜遅くなどは、フィリピン人の女性でも一人では乗らないように気をつけているそうです。
女性の先生の一人は、タクシーに乗る際、必ず、携帯電話で誰かと話をしているフリをしている、と言っていました。何かあったら誰かにすぐ伝えられるのだ、というパフォーマンスをするなど、自分達で身を守る工夫をしているそうです。タクシーというと私がオススメするのはアプリで呼ぶことができるタクシー「ウーバー」。日本でも使っていましたが、フィリピンでも普及していました。ウーバーなら、運転手の身元も保証されているし、なかなかタクシーが掴まらない時でも呼ぶとすぐに来てくれるので便利です。ただ、海外では、ウーバー絡みの事件も無くはないので十分に危機意識を持つことが重要です。

 

【携帯電話は特に狙われやすい】
スマートフォンやデジタルカメラも、むやみに街中でいじるのは避けた方が良いかもしれません。
特にアイフォンはフィリピンでは高級品。それ一つでフィリピンでの1ヶ月分の給料に匹敵する価値を生みます。
ついつい暇があるとスマートフォンを取り出して、目的も無くダラダラといじったりしてしまいますが、デジタル機器はフィリピンではかなり良い値段になるので狙われるのも多いということを忘れないようにしましょう。
特に携帯電話で被害に合いやすいのは、イヤホンで音楽を聞いている時とのこと。あのポケットに携帯電話が入っているなと教えているようなものなので、注意が必要です。

また、私の友人の一人は、タクシーの助手席に乗っている際に、横にいた運転手に「半ドアだよ」、と教えられドアを閉めようと気を取られている間にバッグのポケットに入っていたアイフォンを盗られた、と話していました。

さらに、バスに乗った際、気がついたら携帯電話を入れていたポケットが切られていて、盗まれてしまったという話も。時には何人かでグルになっていて、一人が盗った物を何人かで回して見つかることが無いようにするという手がこんだ犯罪もあるとのことです。キチンと周囲に気を配り、自分の身は自分で守るように心がけてください。

 

(フィリピン旅行で気をつけたいこと)(all about参照)http://allabout.co.jp/gm/gc/422762/